BLUE BLOG

WORK AND LIFE BLOG

新卒1年目の転職は賢く勇気のある選択だという話

f:id:Jwork:20170922025648j:plain

新卒1年目に転職を検討すると、周りの大人や同僚には「考えが甘い」「我慢しろ」と言われることが多いようですね。

でも、僕は社会人になって7年目、新卒3年目では転職も経験していますが、新卒時に転職を検討するのは何もおかしなことじゃないと思います。むしろ、賢いとすら思う。

僕が新卒1年目に戻れるなら、3年待たずに、1年目ですぐに転職することを選びます。

1年目での転職を反対・批判する人には、自分が会社にしがみついている現状があるため、すぐに動こうとする人を批判することで、自分を正当化するような人も一定数いるから紛らわしい。

結局、自分で判断するしかないので、転職をすべきかどうかの相談は、あまり意味ないかなと思います。

僕は新卒3年目で転職しましたが、その時の経験は、新卒1年目の転職を考えるときの参考になるのではないかと思うのでまとめます。

新卒1年目の転職はミスマッチの早めの解消

僕が新卒で入った会社は、名前をいうと「お!」と反応してもらえるような大きな会社でした。新卒時は、社会に対して色々と不安があったので、安定感を最重視して、ここなら将来の設計図が描けるなという安定企業に入社しました。

入社当時から、固い社風に居心地の悪さを感じながらも、早く仕事ができるようになりたいという一心で、全力で働きました。

仕事が楽しいかなんて考えもせず、とにかく言われたことを全力で取り組み、残業なんて当たり前、月100時間残業が問題になることが信じられないという働き方です。

僕は事務作業に対し、イマイチやる気がおきない性分なんですが、前職ではデスクワーク中心の仕事をしており、かなりの仕事量をこなしていました。

仕事に慣れてから、やっと真剣に考えた

f:id:Jwork:20160506215859j:plain

入社して3年目、仕事中心の生活を送ったことで、だいぶ仕事にも慣れて周りが見えるようになってきたところで、あと数年で主任になって、さらに数年で課長補佐になってと、道筋が見えました。

そこで、「課長?そして、ガンバって部長?ぜんぜんなりたくない。嫌だ。」と感じる自分がいました。ここでやっと、この会社で一生過ごすのは無理だと気がつきました。

3年かかったんですが、仕事内容と会社の雰囲気が肌に合わないという感じは、よくよく考えると1年目の入社した数週間目で感じていたものです。

でも、当時は自分が社会を知らないだけだからとか、どこもこんなものとか、働いていれば慣れて違和感もなくなるとか、色々と理由をつけて後回しにしていました

転職なんて怖いと思ったので、とりあえず後回し。仕事に集中する方が楽だったわけです。

結果、違和感はなくならないし、仕事はある程度こなせるようになっても面白みを感じないしで、後回しにしていた判断と向き合わなければいけない時がきました。

結局、3年目の終わりで転職し、デスクワークが少なく、数字で勝負ができて、色々な会社を知ることができる仕事ということで、求人広告の営業マンになりました。

【関連】求人広告の営業マンが、仕事内容・辛い点・やりがいを赤裸々に解説  

貴重な20代前半をもっと上手く使えたと思う

転職後の仕事は、自分の合っていたこともあり、順調に成果を上げることができ、この経験を生かして、今後もステップアップしていきたいと考えています。

そして転職したことで、仕事には向き不向きが大きく影響するということも体感しました。僕は前職でデスクワークの事務仕事をスピーディーにミスなくこなせるようになるのに、けっこうな努力が必要でしたが、営業は、あっけないくらい簡単に成果をだすことができました。向いている仕事を選ぶってほんと大事です。

【関連】【営業】未経験から最短で新規獲得1位を取るために行ったこと

今は、あと数年でこういうチャレンジをして、数年でここを目指そうと考えることも、それを実現するために努力することも楽しく考えられるし向き合えます。

そうなると、前職で違和感を持った最初の段階で、きちんと考えていれば、もう3年前の段階で今の位置までこれてたはずだなという、もったいなさを常に感じます。20代の前半から中盤をもっと上手に活用できたのになと。

どっちみち3年目に転職するなら、すぐにした方が良い

僕は3年目に転職をしましたが、 僕のように新卒で入った会社を3年目で辞める人は4人に1人の割合になるそうです。多くの人が3年以内で転職している。

同業種でステップアップをする場合は、実績を積む意味でも3年目まで務めてからの転職に意義はあります。

しかし、他業種への転職の場合、一刻も早く移って仕事を覚え、仕事ができるようになった方がいいに決まってます。

転職後も、新卒1年目で転職してきた場合、新卒と同じような目線で丁寧に教育してくれるしね。

よく言われる「石の上にも3年」ですが、自分が3年石の上にいた経験からもなんの意味のない格言だと思います。

僕は「石の上にも3年」という言葉どおり3年働いた結果、前職への違和感は消えませんでした。というか、目を背けられないくらい大きくなった。

3年働くと仕事も一通りこなすことができ、新卒当時より会社に居ることは楽になったのに、転職したくなりました。

きっと、肌に合わないというのは、時間が解決するようなものではなく、ずっと残るのだと思います。どっちみち転職するのなら、早めにした方がキャリア的にもメリットありますし、そうすれば良かったと今も思います。

最後に 

求人広告会社への転職は、経歴や会社の規模的にも、やろうと思えば1年目でも転職できたはずですが、当時はそんなことは考えられるほど賢くも、転職を行う勇気もありませんでした。

あの3年があるから今があるという捉え方もできますが、現実的には、転職前の3年はやはりロスだったと感じます。かなり働いていましたからね。あの頑張りをここでフルに使っていれば、もっと前に進んでたなと…。

転職は人生のチューニングだと思います、後でするか、早めにするかも自分次第、僕としては、引っかかるものがあるなら、早めの行動をおすすめします。

【関連】第二新卒の転職エージェントの選び方を徹底解説

【関連】新卒3年目で転職した成功経験談。転職を肯定する理由とメリット。