乙です。転職歴2回。元転職業界でも働いていた一識です。
転職活動は、やることが多く、時間も精神エネルギーも必要な活動です。
仕事が忙しいと「やらなければ・・・」と思っていても、何もせずに寝てしまうなんてことは、転職あるあるの一つですよ。
「転職したい、転職したい」と言いながら、ずーっと同じ会社で働き続け、転職できない年齢になる人もたくさんいます。
それが嫌なら、対策を講じるのみ。
時間がなくて苦労している人に向けて、転職の成功に必要なことを書きます。
前提として必要なマインド
転職を進めるのに必要なメンタルから。ここがグラグラだと転職は難しい。
転職を優先順位1位におく
仕事・家庭・友人関係より転職の優先順位を上げましょう。
転職が成功すれば、仕事の不満が解消されるだけでなく、その後の家庭・友人関係をより良いものにすることができます。
それならば、一時的に他の優先順位を下げてでも転職に集中するべきです。
貧乏人とお金持ちの違いは、目先の誘惑に流されるかどうかというじゃないですか。転職できる人とできない人の違いも同じですよ。
転職活動で疲れたり、不採用が続くと、友人の誘いに流されて活動が停滞したり、家族を言い訳にして活動自体を止める人は多い。
家族・友人関係は一時的に後回しにしても、いくらでも取り返せます。しかし、転職は1度失敗すると戻ることはできない。
転職を決意するなら何よりも転職を優先する気概が必要です。
あなたの転職はどうでもいい
自分の中では一大イベントだとしても、他人にとってあなたの転職はどうでもいいことなのだと忘れてはいけません。
上司・同僚からすると迷惑でさえある。転職を望むのは自分だけ。だから、どんなに大変でも自分で進めるしかないということを肝に銘じましょう。
「時間がない」と嘆いていたら誰かが転職を決めてくれることはありません。
- どうやったら時間を作れるか?
- 何かを犠牲にする必要があるのか?
と考えて動ける人が転職できる人です。
時間の作り方
転職活動の時間を捻出する方法です。僕は全部やっていました。難しいことは何もないので、やるか・やらないかだけです。
断れば時間はできる
「仕事の効率化で時間を作りましょう!」という主張はよく耳にします。
僕も効率化大好き人間ですが、最強の時間節約術は「断ること」だと確信しています。
飲み会・遊びの誘いを断るというレベルではなく、どれだけ仕事を断れるかが鍵になります。言葉では簡単に言えますが、実行するのは難しい。
ワガママをいう訳ではないですよ。よく考えると必要性は低いのに、空気を読んだ結果やることになる無駄な仕事を削るという感じです。
試してみてください。どんな効率化より圧倒的に時間に余裕が生まれます。
生真面目で空気を読む人には難易度が高いかもしれません。しかし、本当に転職する覚悟があればできるはずです。
有給・代休・病欠(ズル休み)
本気で休もうと思えば休めない会社ってないはずなんですよ。有給休暇は、法律で定められた制度ですからね。
たしかに休むことが「悪」みたいな会社は存在します。僕の最初の就職先もそんな風潮がありました。
でも、1人が休んだくらいで支障がでるなら、そもそもの会社のオペレーションが間違ってますよ。経営が悪いのを社員に負担させるなよーと思います。
どうしても休みたい日があれば、前日は残業を長めにして片付けておくとか、前の日からマスクして体調悪い演技を入れるとか色々手はある(笑)
社畜根性を見直しましょう。転職する決心があれば、少しくらい小言を言われても問題はないはずです。
隙間時間を活用する
働きながら転職を成功させるには隙間時間が勝負。出勤時間・業務のちょっとした隙間時間・移動時間でどれだけタスクをこなせるかが成否を分かちます。
1分あればスマホを使って求人を検索できます。電車・バスなどの移動時間があれば、志望動機・自己PRを練ることもできるはずです。
同僚と仲良くランチしてないですか?
お昼にゆっくり休んでいませんか?
僕は、転職を考え出してから、お昼を食べながら、体験談を読み込んで行動計画を立て、トイレで求人をチェックするような毎日を過ごしていました。
机の前でウンウン悩むより、隙間の時間にガッと集中して考えた方が、志望動機なんかは練りやすかったですよ。
今は、スマホ1つあれば電話・メール・求人検索・資料作成も可能です。むしろ、隙間時間だけでも転職活動はできる。やるか・やらないかだけですね。
転職エージェントの必要性
転職エージェントは、時間が足りない人に一層メリットがある。
面談時間の調整
企業との面接日時の調整は一番のネックになります。そこを代行してもらえる。
評価される立場の転職者から、面接日時の指定は難しいんですよね。そのため、面談は設定したものの、会社を休めずキャンセルということも多い。
そこの調整をお願いできるので一人でやるより負担は軽くなります。仲介者という立場を活かして、上手く調整をしてもらえる。
転職エージェントを使ったら、全ての企業が自分が都合の良い日に面接を設定してくれるわけではありませんが、自分でやるより調整しやすくはなります
時間がない転職者への対応も慣れたものなので頼りになりますね。
業界・企業の時間を節約
転職エージェントは、たくさんの企業の採用担当者と通じています。そのため、とても濃い情報を持っていることがある。
内定の獲得には、企業を研究して欲しい人物像の予測を立て、そこに合致するようなアピールが必要です。
転職エージェントから
- 企業が欲している人物像
- 採用担当者がどんな人か
などの情報が得られれば、簡単に高精度で行えます。
企業研究の時間を節約しながら、採用確率を上げられる。
求人を探す時間の削減
転職エージェントは、採用される可能性が高い求人を紹介してきます。
一人で活動すると、10社に応募しても、そのうち8社は最初から人物像・経歴的に採用可能性0%な企業だったということもあります。
自分では10打席に立ったつもりが、実質は2打席と変わらない。
転職エージェントからの紹介なら少なくとも採用可能性0%ということはありません。
勝てる見込みのある場所に時間とエネルギーを効率的に注げるようになる。
転職エージェントは、土日祝20時まで対応・年間の内定実績1位・電話対応OKのリクルートエージェント がおすすめ。
隙間時間を活かせるサービス
最近の転職サービスはどんどん便利になっています。ネット系の転職サービス会社の参入が増え、サービスの改良が加速している。フル活用するべきサービスを紹介。
転職アプリ:ミーダス
人材紹介の大手インテリジェンスが運営するオファー型の転職サービス。
自分の経歴を登録して、あとは待つだけ。オファーが届いた企業なら、書類選考なしの面談からスタートできます。
登録すれば後は勝手に求人オファーが集まるので、オファーに答えずに見ているだけでも、自分の経歴でこんな企業にいける可能性があるんだーとわかって面白いです。
僕が利用したときは、上場企業からもオファーがきて「オッ!」となりました。
一度登録したら基本放置できるので、能動的に企業を選びたい人も使ってみるといい。
口コミサイト:キャリコネ
求人企業の裏情報を調べるのに使えます。元社員の口コミが見られるので、企業の雰囲気を知ることができる。
求人に申し込む前に必ず口コミを調べるようにすれば、簡単にブラック企業に引っかかるようなことはありません。
匿名の口コミなので全てを鵜呑みにはできませんが、口コミ全体の傾向からヤバい会社の雰囲気は掴めます。
手を尽くしてダメなら退職する
上記で紹介した手段がダメなら退職後の転職を検討する段階です。
ある程度、手を尽くした後なら退職後の転職活動で一気に転職先を決められるような状態を作れているはずです。
他、転職エントリーはこちら