「転職したいけどお金がない」を解決する方法を解説します。
「お金がなくて転職できない!」という人は、在職中ではなく、退職後の転職活動を考えている人でしょう。
なので、退職後に転職するケースを対象にして、以下のような疑問が解決するようにまとめました。
- 転職費用ってどれくらい?
- お金なくても転職する方法はある?
- 具体的に何をすればいい?
ただ「お金がない〜」と言っていても、具体的な行動には繋がりません。
転職費用って何が必要?どれくらい足りないんだ?と思考することが現実を変えるためには必要なのです。
ぜひ、この記事を読んで考えを進めてみてください!
転職費用を整理するとやるべきことがわかる
必要費用はどんなものがある?
費用は大きく3つに分類できます。
- 生活費
- 転職費用
- 税金・保険関係→忘れがち!
どの費用が◯◯万円かかるかは、人それぞれぜんぜん違います。なので、平均◯◯万円とかを出してもあまり意味はありません。
どんな費用があるのか?を漏れなく捉え、自分に置き換えて考えることが大切です。
⒈生活費
生活費は人によって大きく異なります。
- 家賃
- 光熱費(ガス・電気・水道)
- 通信費(携帯・ネット)
- 食費…etc
上記は、代表的な生活費です。
銀行口座の通帳・クレジットカードの明細を見れば、毎月どんな費用がかかっているのか簡単に把握できるはずです。
確認するときに削れない費用・削れる費用を分類してみましょう。先にあげたのは、削れない費用です。
通帳を見てシミュレーションしてみると「あれ?これだけで毎月いけるのか・・・」となることもある。
2.転職費用
継続的にかかるのは交通費だけです。
- 交通費+α
- 履歴書・切手代
履歴書・切手代は、たかだか数百円。誤差レベルの金額なので省きます。
しかし、交通費は多めにかかると想定しましょう。転職活動の交通費には+αの出費もあるからです。
交通費は、バス・電車・飛行機など交通機関の運賃だけを考えがちですが、他にも色々な出費が発生します。
遠方だと企業とのアポ時間・交通機関などの時間調整で喫茶店の利用も増えます。さらに、緊張する面接が終わった後って、贅沢して外食したくなったりするんですよ…。
近場で活動するにしても、自車の駐車代・電車バス代などが細かくかかります。タクシーを使うことも考えられますね。意外と必要になるのが交通費です。
3.税金・保険関連
会社員の盲点になりがちなのが保険・年金・税金関係の支払い。
会社員は給料から天引きされています。そのため、普段は意識の外にあり、退職後は自分で支払うことを忘れやすい費用です。
必要なのは以下の3つ。
- 社会保険(健康保険料・厚生年金保険)
- 住民税
- 国民年金
社会保険・住民税・国民年金は、年齢・年収・住所など様々な要因で決まります。そのため、これも人によって金額が違う。
計算方法も複雑なため、ここで一つずつ解説はしません。ググって調べましょう。
費用を整理して解決法をだす
各種費用に"活動の期間"を加えると、転職時に必要な総額が整理できます。
①必要費用の総額=(②生活費+③転職費)×④活動期間+税金関係
式にすると、費用の内訳と種類がはっきりわかりますね。
ここで「あ〜はいはい。」で終わっちゃダメですよ(笑)
ここから、どうすれば転職費用を賄うことができるのか?と問うのが、本当の「考える」ということです。
番号が付いているのが、自分の行動で動かせる要素です。税金関係はどうにもならないので、自分の行動でお金をどうにかする方法は3つだけ。
- ①必要費用を集める
- (②生活費+③転職費)を下げる
- ④期間を短くする。
簡単な言葉に言い換えたのが下記。
- お金を集める
- 節約する
- 早く転職を決める
はい、でました!この3つがお金がない転職の解決法です。
モンモンと考えても何も見えませんが、必要な費用から論理的に考えればやるべきこと見えてきます。
3つの解決法のどれを使うかは自由です。
あとは動くだけ!ということで、次は、それぞれの具体的な方法を紹介。
具体的にどんな手段があるか
解決法3種類の具体的な方法を紹介します。
- お金を集める
- 節約する
- 早く転職を決める
下記で紹介する方法を読んで「これはできないな。」と思うなら、どうにかして在職中の転職を実現させるか、お金を貯めるしかありません。
どっちにしても、自分がやるべきことが絞れます。
1.お金を集める
転職活動の費用を集める方法3つ。
- 貰う→失業保険
- 稼ぐ→単発バイト
- 借りる→キャッシング
失業保険を使う
受給資格を満たせば貰えます。
単発バイトで補う
自分で稼ぐなら単発バイトがおすすめ。
アルバイトの種類は色々とあるので、自分にあったものを選ぶといいです。働くことは気分転換にもなります。
単発バイトは、ショットワークス が一番探しやすい。
キャッシング
一時的に借りるという手もあります。転職が決まって定期収入を確保した後に返せばいいだけですから。
でも、計算が狂う可能性もあるのでなるべく使わない方がいい。「いざとなったら借りる方法もある」と知っていれば、もしものとき上手く動けるはず。
2.節約する
生活費の節約と転職費の節約の2つがあります。
生活費:固定費の節約
生活費のおすすめで一番のおすすめは、固定費を削ることです。
変動費の節約は、その都度「我慢」する意志力が必要。
それに対して、固定費は設定すれば、自動的に節約効果がずっと続きます。
とくに削りやすいのが下3つ。
- 通信費→格安sim,自宅の回線見直し
- 光熱費→契約内容・契約業者の見直し
- 月契約の雑費→有料会員の登録解約など
自分にかかっている固定費を見直してみましょう。
転職費:交通費の節約
交通費の節約は、計画を立てることで実現できます。
企業の住所・アポイント時間などを元に、きっちりと計画が立てれれば
- 最安の交通機関が使える
- 早く行きすぎてお店に入る費用を抑えられる
- 慌ててタクシーに乗ることを防げる
など、多くのメリットがあり大きな節約に繋がります。
3.早く転職を決める
転職エージェントを利用すれば、活動期間を短縮できます。
転職エージェントの利用者は、利用していない転職者より2ヶ月程度活動期間が短くすむというデータがあります。
月20万円の生活費の人であれば、40万円分の効果ですね。
金銭面だけでなく、精神的にも早く決まると楽になれるため、活動期間の短縮は真剣に取り組む価値があります。
転職エージェントは誰でも無料で利用できます。
使えるものは使いきって短期決戦を目指しましょう。
まとめ
お金がなくてもきちんと計画立てて取り組めば転職できるということです。
モチベーションが下がった仕事をずるずる続けるのは時間の無駄だと思います。