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新卒3年目で転職した成功経験談。転職を肯定する理由とメリット。

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初めての転職は社会人3年目。第二新卒の時期でした。

安定した会社で特殊な専門職として働いていたので、食いっぱぐれる心配はないし、年功序列で確実に昇級していくという環境。

でも、勇気を持って転職。現在は社会人8年目です。

3年目の転職から数年経過した身として、当時の転職理由、数年経って成功と感じるか、転職のリアルなメリットなどをまとめます。

転職に迷っている人の背中を推せるかもしれません。

こういう人もいるよというケースの一つとしてご覧ください。転職を考える人の参考になれば幸いです。

当時の状況

新卒で就職した職場の環境。

  • 安定した専門職
  • 就職での倍率激高。数百名中2名の採用で入社
  • 年功序列
  • 年収1千万いく

地方でこれくらいの条件だと不自由することはありません。就活では、それなりに頑張りましたし、採用が決まったときは喜びました。友人には尊敬されましたよ。

新卒時には、それなりに色々と考え人生設計をして職業を選んだつもりでした。

でも、所詮は学生の視点ですよね。働いてしかわからないことってたくさんあります。 

転職理由

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簡単にいうと、仕事がつまらなかったから転職しました。つまらないって感じる時点で適性がないってことです。1年目から「ムム?」とは思っていたのですが、まだ自分が青いだけかもしれないと思って3年続けました。一生懸命、働いていました。

【関連】新卒1年目の転職は賢く勇気のある選択だという話

"働くこと"自体は好きなので、自分にとって働く時間がつまらないのは人生全体の幸福度を左右する大きな要素でした。

これが、周囲の大人がいう「給料は我慢料でもある。つまらないから辞めるなんて、子供の意見だ」的な話が飲み込めなかった理由です。

仕事は我慢して、アフターファイブで楽しむライフスタイルもありだと思います。それで幸せな人もいると思いますが、自分がその生活で幸せを感じるタイプじゃなかったのでやるしかなかった。

楽な仕事をしたいとか、楽しいだけの仕事をしたいってことではなく、何か目標と目的を持って働き、成功と失敗を味わって一喜一憂したかった。3年働いて、それができない・将来的にもなさそうだと思ったため、もう転職するしかないと判断しました。

就職して初めて『自分が本当に求めるモノ』がわかったということです。一見、成功したように思えた就活は方向性が間違っていたとわかりました。

20代で辞める例がほとんどない職場だったため、上司には「社会を舐めるな」的な話もされましたが、決行しました。

転職後の結果

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数年経って転職して大正解だったと思っています。最初の転職では、求人広告の営業マンをして、そこからIT企業に移って、今はフリーランスです。年収も増え、仕事に熱中する環境を獲得しています。

今は、フリーランスですが、その方が稼げるからそうしているだけで、会社員の方が良さそうなら会社員になります。「どこでもやっていける」と思えるようになったことが、転職して得た一番の財産かもしれません。

当時、散々周囲には反対されましたが、結果が出始めると反応も変わります。今では、最初の職場の同僚から「転職相談」とかされますからね。

「自分が求めるモノ」って自分にしかわかりません。やりがいのある仕事・プライベートが充実する環境・安定感のある職場など何を求めるからは人それぞれ。そのため、自分で考えて決断するしかなく、人の意見ってあまり参考にならない。

「自分には何が大切か」がわかってきて、それが得られそうにないなら転職することをおすすめします。そして、どうせ動くなら早ければ早いほどいい。

転職を肯定する理由とメリット

実体験を活かし、あまり語られていない、生々しいメリットを中心に解説(笑)

本当に合う会社を選べる

仕事での自分の得意・不得意、自分に最適なライフスタイルは、一度働く事を経験しないとわかりません。

一度働いて色々と見えた段階での会社選びこそが、本当に自分に合った仕事や会社を選べるタイミングです。

僕だけではなく、誰もが就活より、転職の方が本当に合った仕事・働きたい会社を選べるはずです。

ましてや3年目までは、第二新卒として扱ってもらえます。実績を求められず転職できる最後の時期であるため、疑問を感じるならこのボーナスタイムを活かしましょう。

キャラクターをリセットできる

転職はキャラクターを作り直せます。新卒のときは、社会人の力学がよくわからないので難しいですが、数年働いた後は色々学びますからね。

僕は最初の会社では先輩や上司に飲みに誘われたら必ず付いていくような、いわゆる可愛い後輩でした(笑)これも「仕事のうち!」くらいに思っていましたが、その飲み会は楽しくはないし、生産性もありません。

で、同僚でまったくそういう付き合いに参加しない現代っ子がいました。最初は「なんだあいつ」と言われていましたが、時間が経ち、仕事をきちんとやるタイプで、性格も悪くないと伝わると「悪いやつじゃない」となっていきました。仕事さえきっちりやれば、飲み会に行かなくてもそれほど支障はでなかった!!

内心「なんていいポジションなんだ!」と思っていたので(笑)転職後は、その同僚の真似をして、飲みの付き合いを減らしました。かなり上手くいきました。

転職時に、最初にどう見られるかを演出すれば、上手いポジションに収まれます。 

強くてニューゲーム状態

第二新卒だと、転職先の企業でも新人扱いしてもらえます。求められるハードルも高くないため、普通のことを普通にするだけで評価されたりします。

元の会社で失敗して怒られた経験を経て覚えたことも、転職先では失敗した部分は誰も知らないので、修正後の姿だけが残ります。

やらかしてしまったり、失敗した歴史が一旦リセットされる。だけど、経験値は残っている。RPGでいうところの「強くてニューゲーム」に近い感覚があります。

まとめ

いや本当に行動して良かったです。反対を押し切った昔の自分を褒めたい。

もし、あなたが第二新卒での転職を検討していて、ある程度の都心に住んでいるなら転職エージェントは有効活用するようにしましょう。

転職成功率が段違いに上がります。

【関連】第二新卒の転職エージェントの選び方を徹底解説