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転職したいけど何がしたいかわからない人へ。次の仕事を考える方法。

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転職したい気持ちを抱えながら、何がしたいのかわからずモンモンと過ごす日々は地味に辛いものです。

「この会社で一生働くのは嫌だ」と思いながら、慣れた環境から動けずに時間だけが過ぎていく・・・僕は転職する前、この期間に苦しみました。

ぼくは長い間、ボヤーっと考えていましたが、「今、動かないと一生転職できない」と思って本気で動き始めてからは、スパッと仕事を選べた。

本当に真剣に検討すれば、次どうしよう?がまったく見えないことはありません。

そこで今回は、以前の自分と同様に、転職したい気持ちはあるものの、やりたいことが見当たらない人に向けて、「次の仕事は何にするか?」を見出す方法をまとめます。

具体的には以下の3つの方法を説明。

  • 過去から探る方法
  • 現在の選択肢から絞り込む
  • 未来から逆算する方法

自分に合うやり方で考えてみてください

自分の過去から探る

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仕事選びにおいて大切な、自分のやりがい・楽しさ・得意不得意は、過去を探ることで見えてきます。

モチベーション・動機を探る

これまでの人生を振り返り、やりがい・楽しさを感じた瞬間を思い出してみましょう。仕事の中から見つかればわかりやすいですけどね。

たとえば僕の場合、営業相手にどんなアプローチをしたら反応が変わるのか考えるのが好きでした。

  • このタイプならこの説明が効果大?
  • あの説明はマズかった?
  • このニーズにはこう話すべき?

人と話すのが好きというより、仮説を立て、それを試すのが好きなんです。営業は、仮説をすぐに試せて結果がわかるのが面白かった。

そこから同じように仮説→実行→結果のループがわかりやすいものはないか?という視点からブログの運営なんかも始めました。

今までの経験から、やりがい・楽しさを感じる瞬間を探し、仕事に結びつかないか考えてみましょう。そうすれば上手くいく仕事が選べる。

  • 人と話すの好き→接客
  • 企画を考えるのが楽しい→広告
  • 計算があうと気持ちい→経理・事務

過去を振り返れば1つ・2つは方向性に繋がるヒントがあるはずです。

適性・強みを探る

これまでの自分から強みを見出し、それを活かせる仕事を探すのもあり。

強みを生かした仕事ならパフォーマンスは自然と上がります。

その理由は、以下のような良いループに入れるから。

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他人に聞くのがおおすめです。自分では気づかない意外な点を評価されることもある。

僕は友人に「話に謎の説得力がある」「教えるのが上手い」といわれました。それまでは、自分でまったく強みだと考えていなかった部分です。

ぼくの強みは完全に営業向きです。それも仕事で成果を出せた要因だと思います。

【関連】【営業】未経験から最短で新規獲得1位を取るために行ったこと

現在の選択肢から探す

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今ある求人の選択肢から仕事を考える方法です。業界にこだわらず、すぐに転職したい人に向いています。

ここは手順をstep形式で説明していきます。

step1:条件を絞る

まず、最低限の条件を設定しましょう。

労働条件

  • 雇用形態=正社員
  • 給与=20万円以上
  • 勤務地=◯◯市〜◯◯市周辺
  • 待遇=社保あり

あとは、欲しい条件をつけたしていく。今働いている会社の不満な点を裏返すと考えやすくなります。

  • スキルが身につかない→専門知識が身につく
  • 残業が多い→残業が少ない
  • 老害がイヤ→若い人が多い

色々と希望はでるはずです。

全てが叶うわけではありませんが、選択肢を絞るのに役に立つ。

step2:求人を洗い出す

今ある求人を洗い出します。求人を探すときに使うのは以下3つ。

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 転職エージェント

ハローワークだけでなく、転職サイト・転職エージェントも利用しましょう。企業が無料で使えるハローワークに比べて質が高い求人が見つかります。

大量の求人を調べるのに一番向いているのは転職サイトです。自分の該当条件で絞り込んでズラッと並べてたくさんの求人を見てみましょう。

▼転職サイトで福岡/正社員で検索すると275件の求人が並ぶ。

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*規約があるため企業名は伏せます。

詳細で細かな企業情報を掲載している会社もあります。求人情報を読むだけでも、転職後のイメージを具体的に考えられます。

複数の転職サイトを使い、転職エージェントも利用すれば相当な数の求人を知ることができます。

ボケーっと考えるといつまでも前進はありません。しかし、新しい情報を入れること(企業を知ること)で、本当に転職するべきか?などを含めて思考を進めることができます。

step3:興味の持てる求人を選ぶ

絞り込んだ求人から興味を持てるものを選びましょう。

そこから、企業の公式HP、会社の取り組み、社長のインタビュー・SNS、口コミサイトで詳細な情報を確認すると、よりイメージが湧いてくるはずです。

その業界を調べていると「あれ?もっと上位の会社があるんじゃない?」という疑問が湧き、より良い待遇の求人募集が見つかるなんてこともザラにある。

興味のもてる企業の求人を起点にして、情報をどんどん集めれば、きっと転職したい会社も見つかるはずです。

未来から逆算する

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次の仕事は何を選べばいいか?は難しくても、将来どんな生活がしたいか?ならイメージしやすいはず。

そこから逆算して次の仕事を考える思考法もおすすめできる。

50代でこんな生活をしていたい→それなら、今はこんな過ごし方をしないといけないなーと考えるということです。

ぼくは「自分で食える人になりたい」という思いが強烈にあります。それにはまず、柱となる営業力が必要だと考えました。

そのため飛び込み訪問など新規開拓が必要な営業職を選んで転職した。これも将来から逆算して転職先を決めた例の一つです。

ロールモデルを見つける

将来像なんて思い浮かばないなーと思ったなら、ロールモデルを探して参考にするという方法もあります。

ロールモデル・・「ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。       byロールモデルとは - 人事労務用語 Weblio辞書

ロールモデルを探し、その人のようになるにはどうするか?という逆算で仕事を考えると方向性をもった仕事選びができるはず。

近くに羨ましい生活スタイルの人がいればその人をベンチマークしましよう。いない場合は、本・ブログ・雑誌とかを読んで参考になる人を探すといいです。

今は色々な凄い人が情報発信しまくっている時代です。

様々なサイトで経営者・会社員のインタビューも読めますし、Twitter・ブログなどのSNSを使って、あらゆるキャリアの人が情報発信しています。

勘違いしないで欲しいのは、ロールモデルの対象は、経済的な成功者だけではないということです。幸せそうな人は全て対象です。

ニートで楽しそうに暮らすPhaさんとかいいなーと思いますもん。

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

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ライフスタイルに憧れるかでどうかがポイントです。

ロールモデルを参考にして、今の自分がそこに近づくにはどう過ごすべき?どう働くべき?など、今後を考えてみましょう。

まとめ

一度、本気になって考えれば方向性は必ず見えてきます。ぼくはやりたい仕事・業界が見えた後、一気に転職を実行して今もキャリアを積み上げています。

ダラダラと転職するorしないを迷う日々はなるべく短くするのがおすすめです。

転職を考えていると、仕事のモチベーションが上がらないんですよ。なので、転職したいなーと考えていた時期は仕事にも身が入っていませんでした。

一度真剣に考えて、転職しないと決まったとしても、今の仕事や他の仕事へのやる気が戻ってくるのでメリットはあります。

本記事を参考に色々と考えてみてください。