好奇心が強い反面、とても"飽きっぽい"性格だと自覚しています。
この性格もあって社会人1年目の頃は、事務のようなルーティンワークが嫌いで集中力を保てずに苦労しました。
仕事も慣れるまでは夢中になって取り組めますが、馴れると一気に"飽きる"。飽きてくるとモチベーションを保つために工夫が必要になってきます。
そこで今回は、自分で試して効果のあった"飽き"に対処する方法を10つ紹介!
1.ゲーム化する
単純な仕事はよく一人タイムアタックをしています。
時間制限を決めて、この時間内でやれたら社内1位だな…と誰も重視していない業務で一人で一番を目指したりします。
クリアすることで自分を褒めることができる条件なんかを決めると、達成後にはやる気が戻ってくることもある。自己記録を更新してフフフとなったりね。
飽きやすい単純作業ほどゲーム化しやすいので、非常におすすめです。
2.質・納期・量を落とす
簡単にいうと"上手く手を抜く"(笑)
やる気がでないときにいつものようなクオリティーで仕事をしようとすると、憂鬱感が増してより億劫になってくる。
「手抜きしても大丈夫な要素はないか?」「ギリギリ大丈夫なラインは?」と真剣に考えると仕事の無駄を見つけることにつながることもあります。
無理やりやる気をださず自然なモチベーションの変化に身を委ねる方が、集中力は戻ってきます。
真面目な人には難しいかもしれませんが「手を抜くのもテクニック」なんて良いように自分に言い聞かせて試してください。ボクシングのクリンチ的なやり過ごし方です。
3.頭を使わない業務をする
簡単な作業は集中力を高めます。この作用は、"作業興奮"と呼ばれている心理学でも証明されている効果です。
一度、掃除を始めると止まらないのはこの作用によるもの。単純作業がないときは、デスク周りを軽く片付けても効果があります。
あー飽きた。もう今日はやる気でない。となっても、そこから再び頑張れるようになったりしますからね。
4.全力で休む
強烈にやる気がでないときは休むことも大切です。完全オフを楽しむ。
ここでいう休むは「やりたいことをやる」という意味です。家でゴロゴロするだけが、休むということではないですよ。
仕事に飽きたと感じるときは、興味が別に移っているだけのこともあります。
興味のあることを少しだけやると、けっきょくは今の仕事の良さがわかって、やる気を取り戻せたりします。
5.モチベーションを刺激する本を読む
本でやる気を取り戻すこともあります。自己啓発本も悪くありませんが、僕の場合、スポーツ選手や企業創業者の下積み期間の話が一番やる気がでます。
「こんなに凄い人がここまでやるのか。こんなところでサボってはダメだ!」
と思えると一発で気持ちが切り替わる。
修羅場を乗りきったり、努力で成果を上げた人の話を聞くと、負けず嫌いが刺激されてやる気がムクムクと湧いてくる。
6.報酬を設定する
この仕事を終えたらお菓子食べようとか、タバコ吸いにいこうなど、報酬を決めると頑張れます。
最後の詰めでモチベーションが落ちてきたり、面倒くさくなってきたりしたとき、とくに効果が期待できる。
「もう少し!ここまでやったらとりあえず休憩!」みたいに思うと、馬力が上がって山場を一気に乗り越えられます。
7.やる事を細かく分割する
一見しただけで、うわーめんどくさい。と感じる仕事はやる気がでませんよね。
そんなときは、作業を細かく分割して小さな単位で手をつけてみると、少しずつ集中力が高まってきたりします。
「企画書を書く」だったら。「企画書を書く」と一塊で捉えず、「タイトルを決める」「見出しを考える」「データを集める」と分割してやるべき事を細かくする。
小さな単位で手をつけると「着手→完了」が早いため、少しずつモチベーションが高まってきます。
8.締め切りを設定する
時間があるとダラダラしてしまうので、締め切りを設定して、自分で自分を危機的な状況に追い込むという方法。
夏休みの宿題を最後の数日で仕上げるとき・テスト直前に一夜漬けするときの凄まじい集中力を思い出せば効果は納得できるはずです。
実現できる範囲の締め切りにするのがコツ。
9.やらない方法を検討する
「やらない」という大技を真剣に検討してみましょう。
人に振ること・断ることはできないか?と真剣に考えてみると、やらないで済むときって意外とあります。あまりやると嫌われますけどね。
やらない方法を考えて「やるしかない!」という結論に達すると、再度モチベーションが戻ってきたりすることもあります。
10.紙に考えを書き出す
白紙に頭の中をぶちまけるとスッキリして集中力が戻ります。
やる気がでないときは、仕事中も他のことに注意がいきがちなので、心の中は色々な考えが渦巻いている。
「仕事、仕事、仕事、スマホ、スマホ、仕事、スマホ、夕飯なにかな」
というカオスな状態です。
頭に浮かぶ雑念を白紙に書きなぐると、気持ちがスッキリして、やるべきことに集中して取り組めるようになります。
どうしてもダメなら仕事を変える
何をやってもダメなら仕事を変える時期がきたと考えてもいいでしょう。
実際に僕は色々な対処方法を試してモチベーションが上がらくなったタイミングで興味が持てる仕事に転職してきました。
僕の場合"飽きる"のは仕事をある程度こなせるようになってから。
ストレスを感じなくなると"飽きる"スイッチが入るため、常に成長を求めるいい体質だとポジティブに捉えています。
新しい業界で新しい仕事の経験を得ることは負荷がかかりますが、できることを確実に増やすことにつながります。
仕事に完全に飽きた状態になっていて、やる気の回復の兆しがないのであれば転職を真剣に検討してみましょう。
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