ネットで稼ぐ手段を色々と試す中で、Webライターに挑戦しました。
ド素人ライターながら、Webライターに参入して1ヶ月で月5万円を稼げるようになったため、Webライターを始めるところから、月5万円までの経緯と工夫、学んだことをまとめます。ネットで稼ぐ系の情報の中には「簡単に」「楽して」と煽る情報が多く見られますが、そういう煽り抜きの実体験に基づく現実的な手順です。
本気で取り組んで分かったのは、Webライターは簡単ではありませんが、継続して確実な収入を得る手段としてとても有望だということです。
「ネットで収入を得たい。Webライターは本当に稼げるのか?手順は?」などの興味がある人に向けて、入門的な情報をまとめます。
Webライターで月5万円稼ぐ予備知識と準備
Webライターとはネット上で文章を書く仕事を請け負い収入を得る仕事で、経験のないアマチュアからでも始めることができます。
一般的に単価の計算は1文字0.X円として計算され、最初に請け負う仕事は1文字0.2〜0.4円くらいの単価になります。正直最初は、真面目に仕事をこなしても時給換算だと最低賃金を割るくらいの額にしかなりません。ここからスタートして少しずつ単価を上げていく必要があります。とりあえず目指すところは、1文字1円。
Webライターを始める際に必要なものは以下の2つだけ。
- パソコン
- ネット環境
ノートPCが一つあれば投資ゼロで始めることができ、できそうなら続けて、途中で辞めても失うものはありません。参入が容易なところは魅力ではありますが、その分多くの人が参加し、競争により単価はかなり下落しています。
しかし、多くのアマチュアライターの質は低く、ネット上の別サイトから丸々コピペした文章を納品したり、約束した締め切りを守らない方がとても多いようです。
個人的な感想としては、当たり前のことを普通にするだけで、ある程度の評価を頂ける環境だと感じました。真剣に取り組めば確実に数万円は稼ぐことができます。
素人ライターが月5万円稼ぐ具体的な手順
クラウドソーシングサイトに登録
クラウドソーシングサイトは、仕事の発注者と受注者を結びつけてくれるサイトです。発注者は業者に依頼するより安く頼めて便利、受注者は営業活動せず仕事が貰えて便利というメリットがあります。
初心者は、大量の選択肢の中から仕事を選べるクラウドソーシングサイトから仕事を始めましょう。自分に見合った仕事・できそうな仕事を選ぶことができます。
最初に登録した方がいいクラウドソーシングサイトを選ぶ基準は、ライティング案件が豊富であり、信頼性の高いメジャーなサイトです。
以下の3サイトがおすすめです。
- ランサーズ …クラウドソーシングサイトの老舗。プロジェクト方式の依頼が受けやすい。僕が一番多く受注しているメインサイト。
- クラウドワークス…こちらも老舗。案件数が多い。タスク方式の仲介料無料なのでタスクで稼ぐならお得。
- サグーライティング …ライティング業務に特化したサイト。サグープラチナライターのテストに合格すれば1文字1円からの仕事を受注できます。僕は現段階で使っていませんが、これから進出予定。
2つ以上のサイトに登録することをおすすめします。理由は、最初にタスクという単発の仕事形式で仕事をこなしていく際に、1サイトだけでは仕事の量に限界があるからです。大量に参照し、すぐに取り組めると上達スピードも報酬も上がります。
後々は、使いやすいサイトが絞られていきます。僕はランサーズでの受注が自然に増えてきたため、ランサーズが主になりました。この辺は仕事をこなす中の流れに任せてきまってきます。
タスク方式でライティングに慣れる・スピードを上げる
登録したサイト上のタスク案件をこなしていきます。
文章を書くなんて誰でもできると考えていましたが、自分が考えたままに書く文章と依頼を受けてから書く文章の難易度はまったく異なるものでした。最初は、800文字250円というボランティアのような仕事を2時間ほどかけて作成するなど悪戦苦闘が続き、何度も放り投げたくなりました。(今もたまになりますが…。)
Webライターは稼げないという結論に達してしまう人は、ここで終わってしまうのだと思います。案件処理のスピードを上げるには、執筆速度のスピードアップが必須です。タスク方式でゴミのような案件を処理しながら自分の型を身につけ、効率を高めながら、高単価案件へのステップアップを目指す必要があります。
現役ライターの執筆方法が参考になります。
僕の場合、最初に構成を決めて書き出すようにしたことが大幅なスピードUPに繋がりました。最初に、見出しだけを箇条書きにしてから、全体の構成を固めて書き出すと、内容の一貫性を保ったままスピードを上げることができます。
構成で全体像が見えると、まだ薄い部分や足りない知識が分かるのもメリットです。
書きながら調べるのが一番時間のロスになります。調べ終えてから書き出す癖をつけましょう。
初めた頃は、構成を練るのも負担に感じましたが、今では1500文字程度の文章であれば、頭の中だけで構成しすぐに記事の執筆に入ることができます。
プロジェクト方式(固定報酬型)に進出する
稼ぐならプロジェクト形式に進出する必要があります。タスク方式で要領を得た後は、プロジェクト案件に進出しましょう。プロジェクト方式の仕事は複数記事を一度に受注することができます。これにより、タスク方式のように仕事を1つ1つ探す時間が不要になり無駄な時間を短縮できます。
依頼主としても重要な高単価案件は、信頼したライターにプロジェクト形式で依頼することがほとんどです。依頼主から継続して依頼をもらえたり、単価交渉が可能になるため、稼ごうと考えるならプロジェクト方式で仕事を受注することが重要です。
▼プロジェクトに応募する際の提案メッセージの書き方に役立つ記事
上記の2記事を参考に、要点を押さえてメッセージを送ると受注可能性は高まります。
僕の場合、だれも作業していないマニアックなテーマのタスクをこなしたことで、依頼主から声がかかり、単価を上げたプロジェクト方式でまとめて受注できたこともありました。(記事のテーマは3Dプリンター)
※高評価をもらうコツ
プロジェクト方式での仕事の評価が上がると、別の依頼も受注しやすくなったり、依頼が向こうからくるようになります。
僕は、質の高い記事が書けないことも度々ありましたが、今のところ全てで最高評価をもらえています。理由は以下の2点を意識しているから。
- 納期を守る…納期の1〜2日前に納品するようしています。最初からそのつもりで納期を設定しているだけなのですが、おかげで「素早く高品質の記事を納品して下さり…。」なんて評価をもらえています。
- 連絡は必ず返信する…こまめにメールチェックし、開いたらその場で返信を徹底しています。仕事レベルで取り組むなら当然ですが、連絡が取りづらくなる人もたくさんいるようなので、これだけで評価が高まります。
誠実に対応していれば中々悪い評価をつけられることはありません。
ライティングに自信が持てないうちは別の要素で埋めれば確実に実績を積み上げることができます。気軽に参入でき、最初の単価がありえないくらい低いため、競争相手は軽いという印象です。
ライティングで便利なサービス
ライティングの助けになる便利なWebサービスを紹介します。
・numMoji-なんもじ
文字数をカウントしてくれるサービス。文字数チェックに使っています。
・Enno
誤字脱字・日本語の間違いをチェックすることができます。納品前は目視チェックと合わせて校正の精度を上げています。
Webライターは楽ではないが安定した継続収入になる
この1ヶ月は本業以外の時間はがっつりWebライターに取り組みました。
その中で確信したのはWebライターは真面目に取り組めば確実に稼ぐことができるということです。情報を調べ・文章を構成し・執筆するには、それなりの取り組みが必要で、単価が低い間は我慢が強いられるなど、数万円稼ぐのも決して「簡単」ということはありませんでした。
しかし、やった分だけお金になるので、時給換算で1000円を超えるくらいの案件処理スピードになってからは副業としても手応えがあります。そして、アフィリエイトなどと違い、自分の取り組む案件数でコントロールできる安定感のある収入になります。
コストゼロでチャレンジでき、自分の工夫次第で単価を上げることが可能で、案件数のコントロールで月ごとの収入も計算できる。副業としてとても堅実な選択肢です。
とりあえず、クラウドソーシングで出来そうな案件に応募してみましょう。 最初に登録するサイトはなんでもいいです。僕は ランサーズ から始めました。